思い出の大野駅へ

双葉町の隣「大熊町」のJR常磐線 大野駅。この駅も双葉駅と同じく2020年3月14日に再開しました。

元の駅を改築しています。

現在の大野駅

こちらは災害前の旧駅舎。

2009年1月撮影

カラーが変わりモダンな雰囲気になりましたが、建物はそのままなのでとても懐かしく感じました。

駅の東側から

現在も駅周辺は西と東の駅前駐車場と周辺道路以外は立入ることができません。駅から少し歩くと、人の気配のない静かな空間が広がっていました。駅前の公園も時間が止まったまま….。

いつも子供たちで賑わっていた公園

隣接しているホテルもあの日のまま。両親が遊びに来た時にこのホテルを度々利用していました。再開する日が来るといいな。

駅構内。無人駅ですが、カメラ機能でオペレーターと対話しながら切符の購入できる「話せる指定席券売機」などの最新設備が設置され、ふたたび人々で賑わう日にむけてステキに改築されていました。

大野駅構内

大熊町には友人がたくさんいたので、双葉町に続いて長い時間を過ごしていた町でした。また、大熊町の図書館が大好きで、妻としょっちゅう入り浸っていました。毎日のように行っていた大熊町。友人が住んでいた町営住宅や大熊町図書館が橋上駅舎から見えたとき、自然と涙がホロホロ流れてきました。

駅で思い出に浸っていると「ひたち」がやってきました。

大野駅と特急ひたち

2020年10 月現在、大熊町は、大野駅と駅へのアクセス道、そして常磐道に近い大川原地区や中屋敷地区の避難指示が解除されています(2019年4月)。大川原地区には、新しく建設された大熊町役場を中心に、町民が戻り始め生活を再開しています。

帰路の常磐道から新しい大熊町を見ることができ、めちゃくちゃ胸が熱くなり、また涙涙でした。

次回は訪れることができるといいな。

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