“Re-FUTABA” Project 第2弾制作へ

[“Re-FUTABA” Project – 復興の記録-]  第2弾制作のため、11月24日〜27日にかけて、双葉町と大熊町へ行ってきました。とは言っても、最近多忙で疲労が激しく、ホテルでも夜な夜な作業しなければならず、今回双葉町へ来たことを一瞬後悔してしまいました。

でも次の日、海岸へ行き、海を眺めがら双葉の空気を吸っていると、そんな気持ちも一瞬で吹き飛びました。

「やっぱり来てよかった!」

モヤモヤも吹き飛ぶ朝の太平洋!

堤防の上を自転車で走っていくと、「双葉海水浴場」のあったところまでいくことができました。実に13年ぶり。

かつては環境省が選ぶ「快水浴場百選」に、福島県で唯一選ばれていた、白砂の美しい海水浴場でした。双葉町に引っ越した初日に妻や家族、引っ越しを手伝ってくれた友人たちと訪れた、思い出の場所です。

こちらは町営の海の家「マリーンハウスふたば」。震災直後に約15メートルの大津波が押し寄せ破壊された当時の姿のまま残っていますが、かなり劣化も進んでいるようです。

壁の掛け時計は、津波が到達したとみられる午後3時36分頃で止まっています。

ここから先は今も「帰宅困難区域」になっており入っていくことはできません。

OVER ALLsさんによるFUTABA Art Districtの新作も見てきました。こちらは「双葉図書館」の壁面に描かれています。

双葉と言えばダルマ!ダルマといえば七転び八起き!題して「NANAKOROBI-YEAH-WOW-KEY!」

力強さがありながらも何か暖かさや優しさも伝わってくるイラストで、見ていてすごくすごく勇気が湧いてきました。

双葉駅近くで、町の木「センダン(栴檀)」と今は工事中(?)の線路を跨ぐ陸橋。

恥ずかしながら、センダンにこんなに可愛い実がなるなんて知らなかったーー(汗)。

今回の撮影の主な目的は二点あり、9月に引き続き大熊町で農業をされているブケ・エミリーさんの畑を取材させていただくことと、大熊町の自然を撮影すること。その合間に、双葉町や浪江町の請戸港を撮影していました。

第2弾動画も制作していきたいと思います。

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