9月に福島県浜通り開催される「ツール・ド・ふくしま」の映像撮影に携わらせていただけることになりました。
下の写真は、大会運営者でありカメラマンでありジャーナリストであり現役ライダーでもある橋本謙次氏(通称ハシケンさん)と、双葉駅で初対面&打ち合わせ時。

「ツール・ド・ふくしま」とは
今年、開催2回目を迎える「ツール・ド・ふくしま」は、本格的な公道レースに加え、サイクリング部門(全部で4コース)も同時開催され、多くの人々が集う、復興の象徴とも言える大会です。
今年は9月6日(土)・7日(日)に開催されます。

1日目は「ふくしま復興サイクリング」
大会1日目の9月6日(土)は、サイクリング部門の「ふくしま復興ライド120」(123km)の撮影を担当させていただきます。
自然豊かな浜通りの海と山を駆け巡り、途中で山の幸がふるまわれ、福島の食も堪能。まさに美しい風景を楽しみながら東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を肌で感じらることのできるコース設定となっています。
それにしても、タイム計測のないサイクリングとはいえ距離120km、そして計2,000m以上の勾配走るのだから凄いの一言!(その他40km〜70kmのコースも用意されています)。ロケハンで車で走ってきましたが、めちゃくちゃ長かった….。


2日目は本格的なレース
続く9月7日(日)に開催される「グランフォンドふくしま140(137km)」は本格的なレース。福島復興を支援する公道レースとして注目されています。さらに来年からはアマチュアレーサー最高峰のUCIグランフォンドワールドシリーズ大会に格上げされ、ニセコで開催される世界選手権の予選大会となることが決まっています!今年はそのプレ大会という位置付けになります。

「グランフォンドふくしま140」のコースは、双葉町はもちろん、浪江町、浪江町の津島地区、葛尾村、大熊町、富岡町、楢葉町、小高区が入っており、コースの半分以上は以前通ったことのある道。ここにライダーたち、運営スタッフ、取材、そして沿道で応援されるたくさんの方々が集結すると考えると、今から興奮が止まりません。

想いが一つ叶うかも
たとえ僅かでも、なにかの形で復興の力になれればと常に願っていたのですが、こうして”撮影”という形で少しでも貢献できるのは、本当に嬉しいことです。4年前、双葉町の自宅を最後に訪れたときに決意した「強い気持ちをもって、前へ進んで、頑張っていれば、双葉町の復興の力になれる機会がいつか開けるかもしれない。」という想いが、一つ実現できそうです。
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